2023年式 トヨタ 90系ヴォクシーHV 23年式 ZWR90 BSM300取り付け
取り付けに関しての資料はあくまでも参考としてお使いください。実車によっては状況が異なることがあります。弊社資料と異なっていた場合は実車を優先として、お客様の責任の元で通電などを調べた上で配線してください。当社は、お客様に損害が発生しても一切責任を負いかねます。ご理解いただけた上で下記資料をご覧ください。
リアバンパーを外す前に各部をマスキングして、リアバンパー・コーナーランプ・テールランプを外してセンサーの取り付け位置を確認します。
センサーはリアバンパー中に収まる位置に取り付けすることができます。取り付けの時は、ナッターという道具を使ってボルトナットで固定しました。センサーはこの時に、付属の当て紙を使って約23度に調整しておきます。
配線は、リアバンパーを外すと純正配線があるので純正配線に沿って配線を外側のゴムカバー(グロメット)の中を通して車内に引き込みをしてサイドステップ内などを配線して助手席の足元まで配線を通します。茶色のリバース線は、逆に車内から外に出してきてテールランプ内のリバース線と接続します。
次はドアとドアミラーへの配線です。まずは、パワーウインドウのスイッチを外して隠しネジを緩めます。ドアノブの後ろも隠しネジがありますので緩めます。ドアミラー後ろのカバーを外したら、あとはクリップで止まっているドアパネルを取り外すとドアの内装は取り外しできます。この時ドアミラーはまだ外さないでください。
ドアミラーは外してしまうと安定しないので車両に取り付けた状態で作業するのがおすすめです。車両につけたままなので傷や部品の落下には気をつけてください。初めにドアミラーのレンズを取り外します。ドアミラーレンズを外したら、外側のカバーを外します。ピンで止まっていなくて、フックでドアミラーに付いています。外すには、ミラーレンズを外した面からマイナスドライバーなどで、フックを解除しながら外します。
カバーが外れたら、ドアミラー本体を車両前方に開きます。普段とは違う逆方向にドアミラーを開くので、力が必要ですが力加減は慎重にゆっくりと。車両前方に開くとドアミラーの付け根のカバーを浮かせてください。傷が入りやすいのでここも気をつけてください。
ドアミラーは3箇所のネジと金属クリップで固定されています。ネジを車内側から外してもクリップがあるため外れないので気を付けて下さい。この時に赤色の配線止めも外しておきます。
ドアミラーを外したら、先ほど浮かせておいたドアミラーレンズ土台下側のカバーを外します。このカバーは、スライドさせながら外しますが、ドアの付け根側に2箇所の引っ掛けがあるので爪を起こしながらスライドさせると取り外しができます。
ドア本体に配線を通しますが、配線通しなどを入れて配線を通すのは非常に困難です。簡単に配線を通せるサブロクの配線方法をお教えします。まず純正配線を全てドアミラー土台側に集めます。ドアミラー根元にBSM300付属のドアミラー用の短い配線を純正配線と一緒にテープで固定してください。次は、ミラー本体側から手前に引き抜くだけで純正配線と一緒に配線を通すことが出来ます。
取り外した部品を組み上げ、走行テストをして完成になります。
結線先データー(ヴォクシーHV 23年式 ZWR90)
※実車で必ず通電確認してから結線してください。
- 常時電源:ナビ裏オプションコネクタ (F52)灰色28ピン 4番 黒
- IG線:ナビ裏オプションコネクタ (F52)灰色28ピン 15番 ライトグリーン
- リバース線:ナビ裏オプションコネクタ (F52)灰色28ピン 17番 緑
- リバース線:テールランプ コネクタ (K14)白色28ピン 5番 白
- 車速信号:ナビ裏オプションコネクタ (F52)灰色28ピン 8番 黒
- 左ウインカー信号:ミラー内 白色2ピン1番 ピンク
- 右ウインカー信号:ミラー内 白色2ピン1番 ピンク